こんにちは、メヒシです。
突然の質問ですが、自分のことは好きですか?
この問いに自信をもって「大好きです!」と言える人って、きっと少ないと思います。
かく言う私自身も「まぁ、好きかな」くらいです(笑)
しかし実は、私はこれでも成長しております。
というのも、私はかつて、自分自身が大嫌いでした。
自分自身を嫌いだった理由は、純粋に欠点だらけだからです。
- 地頭が悪い
- 要領が悪い
- 運動神経が悪い
- 本番に弱い
見事に欠点だらけの人間です。
正直、これらの欠点については現在もあまり変わっていないのですが
幸いなことに、「これはこれで仕方ないか(笑)」と受け入れられるようになっています。
※ 受け入れられるようになった理由は改めて言及できればと思います。
自分自身が大嫌いだったメヒシに何が起こったか
前置きが長くなりましたが、私自身のエピソードということで話を進めていきたいと思います。
まず、一つ想像をしてください。
少し、いや少しじゃないか
大変気分を害することになり誠に申し訳ないのですが
あなたが大嫌いな人のことを一人、思い浮かべてください。
辛い思いをさせて申し訳ありません。もう少し我慢してください。話を進めます。
もしもその大嫌いな人が、周りの人から「あの人は本当に聖人君子のような素晴らしい人だ」と大絶賛されていたら、あなたはどう感じますか?
きっと、ものすごく複雑な気持ちになるというか、モヤモヤしますよね。
絶賛してる人に対して、「は?」という気持ちも少なからず持ってしまいますよね。
私は、持ってしまいます(きっぱり)。
つまり、自分を嫌いになると
この現象がそのまま自分自身に対し行われてしまうと思うのです。
まさに私がそうでした。
ありがたいことに、私のことを高く評価してくれ、褒めてくれるような人にも出会いましたが
「この人、俺の本性も知らないくせに何を」とか
「俺のことよく知らないからそうやって褒めてるんだろうな」とか
そんな風に彼らの気持ちを心の奥底で踏みにじっていたのです。
もちろん、口にも態度にも出していませんので
ありがたいことにその方々との交友は続いていますが
当時は本当に申し訳ないことをしたなと思っています。
自分自身が大嫌いだったメヒシに起こった更にヤバいこと
もしかしたら勘の良い方であれば、ここからの流れは想像つくかもしれません。
それでは、もう一つ想像してください。
先程の大嫌いな人が、もしも「アイツ本当にクソだよな」とボロクソに非難されていたら、あなたはどう感じますか?
こちらは個人差あるかもしれませんね。
昔の私なら、大笑いしたかもしれません(小声)
つまり……自分を嫌いだった私に何が起こったかというと
私のことを嫌う人に興味を持ったのです。
職場に、どう考えても私と相性が悪い上司がいました。Aさんとします。
言い方は悪いですが
とにかく口が悪く、いつも愚痴ばかり。誰かをけなすところしか見たことないような人です。
会社の飲み会で、たまたまそのAさんと同じ席になった時に
過去の経歴、高校中退の話などを聞かれ、最終的に以下のように言われたのです。
「お前、超親不孝だよね。こんな出来損ないに育って親は泣いてるぞ?」
「お前は少しお勉強できたのかな?でも地頭は間違いなく悪いよね」
……これ書いてて既にムカムカしてきたのですが、続けます。
その時の自分はこう思いました。
「この人すげえ!俺の本質を見抜いてやがる!!!」
実際、Aさんの言ってることは事実かもしれないけど
Aさんに近づいてはダメだと当時の自分に優しく声かけたい……。
その後、私はAさんをサシ飲みに誘ったりしました(マジ)。
しかし、その後もAさんからの容赦のない言葉の暴力は止まるはずもなく、殴られ続けて疲弊しきり
数週間後には、完全にAさんのことは無理になってしまいました。
おいおいおい……という話かもしれません。思わず呆れてしまうような話で
ここまでいってしまうのは極端すぎる例だとは思いますが
私の愚かな経験より、注意喚起をしたかったのです。
褒め言葉を素直に受け取るのって意外と難しいと思っています。
でも自分をけなすような人を好きになることは、しないで欲しいと切に願います。
愚かな経験をした、私からのお願いです……。
コメント